よくある質問FAQ

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    油漏れについて

    ドアクローザーから油が漏れて、ドアがバタンと閉まります。対処方法はありますか?

    いわゆるドアクローザーの「寿命」です。油漏れを放置し続けると、一層ドアの閉まる速度が早くなり危険です。
    早急に交換することをお勧めいたします。

    油を注入することは出来ますか?

    専用の油は市販されていません。また、注入口もございません。

    異音の発生について

    ドアが閉まる時に「バチバチ」音が鳴ってしまう。

    ストップ装置のネジが緩んでいます。
    ストップさせたい位置でストップ装置のネジを強く締めます。それでも改善されない場合は部品の交換が必要です。

    ドアが閉まる時に「バチン」と強い音が鳴ってしまう。

    本体の主軸とアームの連結ネジが緩んでいる場合に発生します。
    連結ネジを強く締めても改善されない場合は、製品の交換が必要です。
    この音はリョービの内装式ストップ装置に限定されます。
    162P、702P、S122Pが主な該当機種です。

    ドアの開閉時に「ぎゅー」といった音が鳴ってしまう。

    取り付け後に起きやすい、ドアクローザー本体内部のオイルの流動音です。
    大半は取り付け後、半年くらいで音は消えます。
    もし半年経っても音が消えない場合は、施工業者又は管理組合等の連絡をお勧めいたします。

    ドアの開け閉めについて

    ドアがしっかり閉まりません。

    ドアクローザーの構造上、ドアが閉まらなくなることはありません。
    速度調整で修復しない場合は、建て付けの不良や風の抵抗が考えられます。
    特にドアを吊る丁番は長年の使用で芯がずれて、ドアに抵抗がかかり閉まらない要因になりがちです。改善には建具店へご相談ください。
    また、ブラケットのネジが緩むと、ドアが最後まで閉まらない場合があります。

    ドアが30°~45°くらいで止まってしまいます。

    ドアクローザーのアームリンクのネジを外した場合は、ドアを完全に閉めた状態から再度ネジを締めてください。
    速度調整弁の第2速が完全に閉められた状態ですと、それ以上ドアが閉まらなくなるため、速度調整弁を反時計回りに1~2回転させることで改善されます。
    それ以外の場合は、ストップ装置の不良が考えられます。

    ドアを開ける時の抵抗を軽くすることは出来ますか?

    残念ながら軽くすることは出来ません。
    ドアクローザーを交換した直後は重く感じる場合がありますが、これは今までのバネが劣化により抵抗が弱くなっていたためです。
    使い慣れの問題ですので、半年ほどで気にならなくなります。
    ただし既存よりバネ力の強い製品に交換すると、もちろん重たいままですので、その際は交換が必要になります。

  • 取り付け・調整時

    取り付け時のネジについて

    ブラケットの取り付けネジを失くしてしまいました。どこかで購入できますか?

    大体がホームセンターで販売されているため、もし1本でも残っていれば、持参して購入されることをお勧めします。
    ドアクローザーは丸皿ネジが標準ですが、デザインを気にしないのであれば、皿ネジでも代替可能です。

    ネジが外れません。

    お手持ちのドライバーが、ネジの+(プラス)溝に合っていない可能性があります。
    詳しくは、こちら[ドアクローザーの外し方]をご覧ください。

    ドアクローザー本体を止める、金属の取り付け板のネジ山が斜めで入りづらいです。

    RYOBI、NEWSTAR、MIWA製は、簡単に外れないようあえてネジ山は斜めになっています。
    ネジ山に合わせてゆっくりとネジ止めをしてください。

    速度調整について

    ドアの閉まる速度を調整したいです。

    詳しくは、こちら[調整・交換方法]をご覧ください。
    ただし、速度調整弁が1個のタイプは、古い仕様かつ調整が難しいため交換が望ましいです。

    速度調整弁が特殊で調整できません。

    下記のシールが貼られたドアクローザー(BL認定ドアクローザー)は、速度ばらつきによる事故防止のBL基準にもとづき、特殊な工具以外では調整できない構造になっています。

    速度調整弁を壊してしまいました。修復方法はありますか?

    速度調整弁の修理は出来ないため、交換が必要です。
    調整については、こちら[調整・交換方法]をご覧ください。

    速度調整をしても、ドアが閉まるときにバタンと音が鳴ります。

    油漏れが見られない場合は、ドアクローザーの取り付けに問題がある場合があります。
    詳しくはこちら[調整・交換方法]をご覧ください。

    ストップ調整について

    ドアがストップ位置で止まらなくなりました。

    わずかでも止まる場合は、止まる位置でストップ装置のネジ(ボルト)を締めなおしてください。
    それ以外の場合は、こちらを参照ください。

    ストップ有りのドアを無しに変更できますか?

    ドアを閉めた状態で、ストップ装置のネジ(ボルト)を緩めます。
    ストップ用カムを吊元(丁番)側へ向け、ボールが入らないようにしてください。
    赤丸のストップカムが出ている状態が、ドアストップの無い状態です。

  • メーカーごとのお悩み

    NHN

    NHN社は解散してしまいましたが、他社のドアクローザーでも替えがききますか?

    大半のNHN製品は、他メーカー製品でも代用可能です。
    どの機種が代用できるかを無料で判定しています。
    こちら[交換機種選定]からお問い合わせください。

    引き戸クローザーに使用しているドアクローザーも替えがききますか?

    クローザー本体に加えて、連結している金具一式の交換が必要です。
    金具も他メーカー製品では対応出来ず、交換するには、引き戸のシステム一式を他のメーカー品に交換する必要がありますので、作業的にはかなり困難です。

    ブラケットのボルトが外れてバラバラになってしまいました。ボルトのみの購入はできますか?

    部品のみでは他社製との互換性がありません。
    製品一式であれば、同じ取り付け穴のものを交換出来ます。

    ガイドレール式の交換機種はありますか?

    ガイドレール式は、マンションベランダの出入口といった、網戸の前に取り付けるために、網戸対応型ドアクローザーとも呼ばれています。
    他メーカーとは取り付け寸法は異なりますが、アルミドアに使用されている場合は交換可能です。
    ただし取り付けが難しいため、業者様への依頼をお勧めします。

    既存のブラケットを使用して交換する方法はありますか?

    ストップ付きの機種に限り、下記の要領にて交換可能です。
    ただし、概ね1990年以前の機種は適用不可です。

    【NEW STAR】:白部分をNHN製の既存を使用します。
    【RYOBI】:白部分をNHN製の既存を使用します。
    アームが既存のものより短くて、アーム同士を連結出来ません。

    アームの長さは関係ありません。以下の要領でお試しください。

    ①アームセットの連結を外します。

    ②アームを強く手前に引き、もう一方のアームがドアと平行になる位置で連結させてください。

    RYOBI

    アームが折れてしまったので、アームのみの交換がしたいです。

    アームが折れる機種は162P/162PJR/702Pです。
    162Pは製造中止、702Pはアーム仕様変更のために旧品の在庫がありません。
    同じ取り付け穴の機種で製品一式の交換になります。

    取替用ドアクローザーでは、全てのリョービドアクローザーが交換対応出来ますか?

    下記参考サイトにて、取り付け可能かどうかを確認してください。

    【RYOBI】取替用ドアクローザ

    上記を見てもわからない場合は、こちら[交換機種選定]にお問い合わせください。

    ストップ装置がネジ式ではありませんでした。

    ワンタッチ式と呼ばれ、リクシルさんの玄関ドアでよく採用されています。
    ネジ式と同じくストップさせたい位置までドアを開き、レバーを押し倒すことで調整が可能です。

    リョービ製の万能型(取替用)ドアクローザー
    自宅のドアクローザーは段付きアームですが、取替用がフラットアームでも使えますか?

    アームによって本体の取り付け位置は上下しますが、取替用はプレートで本体位置を上下できますので、フラットアームでも問題ありません。

    NEW STAR

    ストップ装置のボルト(ナット)が外れてしまいました。復帰する方法はありますか?

    写真の順番に部品を入れて組み立てます。

    ストップ付きは取り付け後、必ずストップ角度の設定をしてからボルト(ナット)を強く締め付けます。
    締め付けを怠るとボルトが外れるため注意が必要です。

    いざ取り付けようとしたら、ネジ径が合いません。

    1985年以前の製品はM6のネジを使用していました。
    現行品はM5ネジ専用品のため、M6のネジがブラケットに入りません。

    弊社では、M5/M6のどちらも対応出来る機種を販売しています。
    詳しくはこちら[取り扱い機種一覧]をご覧ください。

    ストップ角度の設定に特殊な器具は必要ですか?

    六角スパナが必要です。100円ショップで販売されているものでOKです。
    ストップ付きは必ず、ストップ角度またはストップ無しの設定が必要です。
    放置すると、ストップ装置のボルトが外れ、ドアクローザーが作動しなくなります。

    NHN52(53)の交換機種はストップ付きでの販売になりますので、必ず設定が必要です。

    MIWA

    アーム同士の連結が外れません。

    MIWA製品は、他のメーカーのようにビス止めではなく、ワンタッチ結合式で作られています。
    外し方はこちら[ドアクローザーの外し方]をご覧ください。

    リンクが短くアームと連結出来ません。

    YKKAPの玄関ドアの場合は、リンクを最大限に伸ばす必要があります。
    その時、アームを手前に引いて、リンクがドアと平行になる位置で連結します。

    油漏れの場合は、本体のみを交換して既存の部品をそのまま使用することも出来ます。

    取り付ける際にブラケットが動かなくなりました。

    ブラケットに装着されているクリップ(クリーム色の樹脂製)が外れると動かなくなります。
    付属されている説明書の裏面「ストップ角度の決め方」を参考にクリップを嵌め直してください。

    M802の本体のみを交換できますか?

    M600(M612)に交換できます。本体以外は既存の部品が使用可能です。
    ご注文はこちらから。

    M802の本体取り付け板を、M600(M612)にも使用できますか?

    同じ取り付け穴ではありますが、向きが異なるため共有出来ません。
    M600の取り付け板への交換が必要です。